ES2015 とは

ES2015 とは ECMAScript 2015 (ES6) の略で、2015年6月に Ecma International から公表された次期 JavaScript 仕様です。

現在ウェブで広く使われている ECMAScript のバージョンは ES5 ですが、ES2015 では大きくシンタックスやオブジェクトが追加されており、よりモダンなコーディングが可能となります。

公表前には Harmony という名称呼ばれており、「Harmony」「ES6 Harmony」「ES6」「ES2015」などと呼ばれますが、正式には「ES2015」と呼びます。

また、ES2016、ES2017... といった ES2015 以降の仕様も引き続き策定が進められています。

ES2015 を利用するには

ES2015 はあくまで仕様の策定であって、実際に利用するにはブラウザや Node.js 側の実装を待つ必要があります。各環境の対応状況については、下記サイトで確認することができます。

環境によっては ES2015 でコーディングしても問題ありませんが、IE11 など対応していないブラウザをサポートしたい場合は、残念ながら ES5 でコーディングする必要があります。